おはようございます。ヨシパパです。
身近な方が亡くなり、お葬式に行かなければならない。
悲しい気持ちはもちろんですが、子どもの準備はどうするの?と思ったことがある経験があるのではないでしょうか?
結婚式等はあらかじめ日程が決まっており準備する時間もたくさんありますが、お葬式はそうはいきません。
特に子どもが小さいうちは自分自身も葬式に行き慣れてない中で子どもの面倒も見なければならないため、非常に疲れます。
そこで今回は子どもがお葬儀に出席する際、特にお通夜、告別式、お骨上げを中心に必要な準備物を紹介します。
喪主ではなく、一親族として参加するパターンを想定しています。
- お通夜
通夜式では読経と共に喪主から焼香を行います。
宗派にもよりますが、行事自体は1時間程度であることが一般的なようです。
早めに行ったり、着替えの時間を考慮して2~3時間を見ておくとよいでしょう。
加えて、翌日の一日のスケジュールを確認しておきましょう。(移動、ご飯、休憩時間等)
- 告別式
通夜と同じく読経と共に喪主から焼香を行います。
閉式の宣言が行われたら、遺族は最後のお別れの挨拶と共に故人の周囲を生花で彩ります。
棺の蓋を閉じて、喪主から順番にくぎ打ちを行えば、出棺準備は終了です。
遺族や親族で棺を寝台車へ乗せ、火葬場へと送ります。
- 火葬、近親者で骨上げする
火葬場では、僧侶や葬儀社の案内に従って最後のお別れをします。
火葬に必要な時間は1~2時間程度です。(火葬と式場が近ければ、一度戻ることもあります)
火葬が終了した後の骨上げでは、喪主から順番に拾い上げ、骨壺に詰めていきます。
- 還骨法要(かんこつほうよう)
骨上げ後に、再度骨壺と共に式場に戻り、還骨法要(かんこつほうよう)を行います。
ここで、最後の読経と焼香を行います。
参列者として参加する場合には大きく、この4つの行事を子どもと一緒に参加します。
故人をしのびつつ、子どもの面倒も見なければなりません。
目次 閉じる
- お葬式とは何かを説明する
子どもにとって人が亡くなるということはおそらく理解ができないことだと思います。
そのため、お葬式の意味や雰囲気を説明することが大切です。
できるだけ簡単に故人を偲ぶ場であることや静かに過ごすことの重要性を伝えましょう。
感情や疑問が湧いてくるかもしれませんが、子供たちの疑問にも丁寧に答えてあげることが大切です。
- 服装について
赤ちゃん~未就学児の場合、なるべく赤ちゃんの服装は落ち着いた色合いで選び、多少柄が入っていたとしても目立たない範囲であれば問題ありません。
靴下は履かせるようにして下さい。
男子の場合、白のシャツの上にベストかブレザーにズボンを合わせます。
女子の場合は、ワンピース、もしくは白シャツとスカートかジャンパースカート、後は気温に合わせてカーディガンやブレザー等で調整するようにします。
革靴がない場合は黒や白のスニーカーでも問題ありません。
- 持ち物
お葬式が普段と一番違うことは静かにしなければならないことです。
音が出ないことはもちろん、私たちが式や遺族とのご挨拶など忙しくなることがあるので、お子さんが退屈に感じないように一人遊びができるおもちゃを持っていくとよいです。
また、普段から一人遊びの練習をさせておくと冠婚葬祭の際に役に立つので、教育しておくのもよいでしょう。
まとめ
子供を連れて行くお葬式は、故人を偲び、感情を整理するための重要な場です。
子供たちにとっても、この場において適切なマナーや服装を守ることは、敬意や社会性を学ぶ貴重な機会となります。以下のポイントを振り返りながら、子供を連れて行くお葬式の準備に臨んでみましょう。
お葬式は故人への最後の敬意を示す場であり、子供たちにとっても教育的な経験となります。子供たちに適切なマナーや尊重の意味を伝えながら、心静かにお葬式に参列することを大切にしましょう。