おはようございます。ヨシパパです。
今回は大阪難波と近鉄名古屋を約2時間で結ぶ近鉄特急ひのとりに乗って保育園児の息子と親子二人旅をしてきたので、快適性や子どもがいてもくつろげるかをレビューしました。
私自身ひのとりには何度も載っているので、快適性は重々承知しているのですが、子どもといるとどうなるのかを重点的にレビューしてみました。
「ひのとり」は「くつろぎのアップグレード」をコンセプトに難波大阪と近鉄名古屋を約2時間で結ぶ近鉄特急です。
近鉄特急「ひのとり」にはプレミアムとレギュラーの2タイプの車両があり、座席の作りや値段が異なります。
そしてこのプレミアムシートが価格以上の快適性を生み、登場して約5年が経ちますが未だに予約が簡単に取れないひのとりの真骨頂です。
今回はせっかくなので、大阪難波→近鉄名古屋をレギュラー車両、近鉄名古屋→大阪難波をプレミアム車両を予約して、子どもと一緒に乗り比べてみました。
大阪難波ー近鉄名古屋の場合、プレミアム車両の座席価格は基本運賃2410円+特急料金1930円+特別車両料金900円=合計5240円、レギュラー車両は特別車両料金が200円となり合計5040円となっています。
ちなみに大阪-名古屋間の移動手段でいうと新幹線がありますが、普通車自由席で5940円、普通車指定席(ひかり)で6470円、普通車指定席(のぞみ)6680円で、所要時間は50分となります。
このことからも早く移動することだけを考えると、新幹線に軍配が上がります。
ですが、移動を楽しむという視点に立つとやはりひのとりに勝るものはないと考えます。
近鉄特急「ひのとり」のプレミアム車両とレギュラー車両の違いは?
まずはプレミアム車両の座席の感想です。
革張りのしっかりとしたシートで前の座席との空間はなんと130㎝と飛行機のファーストクラス並みだそうです。
リクライニングのスペースをあらかじめ確保するバックシェルという構造なので、後ろに気兼ねなく背もたれを倒すことができます。
リモコン操作で背もたれを倒し、レッグレストを上げると、思った以上に横になります。
息子(100cm)程度であればレッグレストを出してしまえば、丸まって普通に寝ることが可能でした。
ただ、すべての操作がリモコンで出来てしまうため、子どもがピコピコスイッチを押しまくるとい自体が発生してしまいました。
また、1歳児程度までの子だと泣き出してしまうと周りの迷惑になるだろうとも感じました。
(ひのとりを楽しむ人たちが多いように思うので、特に注意が必要かなと感じました。)
一方レギュラー車両が質素なのかというとそんなことは全くありません。
グレーの上質なファブリック製で、プレミアム席と同じくバックシェル構造を採用しているので、気兼ねなくリクライニングできます。
子ども連れにとって一番うれしいのは、並びの座席の間のひじ掛けを上げることができる点です。
子どもが寝たときにはひじ掛けを上げて横に寝かしておくことができるので非常に助かりました。
正直、子連れでひのとりに乗るのであればレギュラー車両でも十分すぎるくらいに豪華だと思います。
子連れにおすすめの座席位置
個人的なおススメは1号車後列と2号車前列の間付近の席が良いと考えています。
トイレが近く、期限が悪くなってもベンチスペースで休ませることができ、カフェスポットもあるからです。
動く車両中を子どもを連れて移動するというのは思いのほか危険です。
また、先頭に乗りたいという場合は名古屋方面、大阪方面で車両番号が変わらないことに注意してください。
正直なところどちらの車両も喜んでいました。
どちらの車両も車窓からの景色はよく、そもそも電車に乗ることが楽しいようでした。
そのため、個人的な大人の感想でどちらの方が都合が良いかというと、やはりレギュラー車両になります。
デラックス車両では騒がせないようにごはんやお菓子で静かにしてもらうのに大変苦労しました。
もちろんレギュラー車両だからと言って騒いでいたわけではありませんが、気の持ちようが違いました。
まとめ
近鉄特急ひのとりは移動を目的とするのではなく、移動自体を楽しむことのできる電車です。
ただ、子連れであればプレミアム車両よりレギュラー車両の方が、周りへの迷惑は少ないかと思います。
一人や大人だけで乗車するならデラックス車両一択ですね。
いつか家族でデラックス車両で優雅に移動できる日が来ることを待ち望んでいます。
ひのとりのコーヒーは特段美味しく感じます。