こんばんは。ヨシパパです。
今回はお金の教養第四弾になります。
ズバリ資産形成です。
以前に「投資を始めるその前に設定すべき3つの項目」という記事を出しましたが、今回は実際に始めてみましょうという記事になります。
似たような言葉で資産運用という言葉があります。
ずばり資産形成はお金を貯めたいという目的であり、資産運用は今ある資産をより増やしていく手段になります。
資産形成は0から資金を貯めていこうという「目的」を指し、資産運用はある程度金融資産を保有している人が投資などでお金を運用していくという「手段(行為)」を指します。
例えば、資産形成にはお金を集めるために貯金したり、出ていくお金を減らしたりすることを指します。
新社会人になる方や社会人歴の浅い方はまだほとんど貯金ができていない状態だと思うので、今回は以下の金融商品を紹介していきます。
もちろん他にも方法はありますが、比較的取り組みやすいものを抜粋しました。
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預貯金
最も簡単な資産を作る方法は預貯金です。
ちなみに預金はゆうちょ銀行以外の銀行にお金を預けることを指し、貯金はゆうちょ銀行にお金を預けることを指しています。
銀行の普通預金はかなり0.001%などとかなり低くなっているが、いつでも引き出し可能であることが特徴です。
また、仮に銀行が破綻しても1,000万円までなら保証されます(ゆうちょ銀行は普通・定期1300万円ずつ保証されます)。
普通預金よりも金利が高い定期預金なども預貯金に含まれています。
一定期間引き出せないというデメリットはあるものの、使うタイミングを逆算して預ければ普通預金よりも金利を得ることができます。
特に、数年以内に使う予定のあるお金(車の購入資金、住宅の頭金、子どもの学費等)は預貯金で管理することをお勧めします。
投資信託
投資というと一日中パソコンの前に張り付いて売買するイメージを持っている方もいるのではないでしょうか?
そういった守秘卯もありますが、初心者にはまずできません。
そこで、投資初心者がまず始めるべきはプロに運用してもらう投資信託です。
投資信託はプロへ資金を預けて運用してもらい、その運用利益を受け取る手法になります。
投資信託にもかなり種類がありますが、大きなくくりとして認識しておけばまずは大丈夫です。
ただし、投資であるため元本は保証されておらず評価額が減ってしまう場合や、割高な手数料が必要であるものがあります。
一方で100円から始められたり、定額積立ができたりと比較的簡単に始めることができます。
NISA
日本で株式投資で利益が得られると約20%の税金がかかる。
これをNISA口座を利用することで、非課税にすることができます。
2023年までは最長で20年まで活用できるつみたてNISA、120万円まで毎年非課税にできる「NISA」、18歳以下の子供を対象としたジュニアNISAが存在する。
(2024年から新NISA制度が開始されるのでまた解説しようと思います。)
投資できるのは今年までですが、非課税期間は引き継がれるので、まだ解説していない方は是非利用してみてください。
iDeCo(個人型確定拠出年金)
iDeCoはNISAと同じで税金が優遇される制度で、主に老後資金を貯めるための制度になります。
個人型確定拠出年金とも言われ、60歳まで毎月一定額を積み立てしていき、60歳以降に引き出せるようになります。
60歳までは引き出せないというデメリットはありますが、毎月の積立金は、所得税や住民税を控除できるメリットがあります。
ただ、将来の人生設計に未確定要素が多すぎるため、60歳まで引き出せないというデメリットは大きいかもしれない。
株式投資
株式投資は購入時と売却時の価格差で利益を得るキャピタルゲインと配当金や株主優待を得るインカムゲインとがある。
自身の判断で売買するため、情報を集めたり、値動き勉強が必要になる。
また、株主優待で有名な桐谷さんをご存じの方も多いのではないでしょうか。
様々な株主優待を消費するために自転車で爆走する姿がテレビでも放送されていますね。
日本株であれば100株単位での購入が主になり、安いものであれば数万円で購入することができます。
投資信託よりも値動きが激しく、数日で半値になることもあるのでメンタルが追い付かない場合もあります。
(私も2週間ほどで-50万円になったことがあり、さすがに心が折れそうになりました)
まずは何をすればいい?
まず何よりも預貯金を増やすことが最優先事項です。
また、その預貯金を増やすために、節約や家計簿、消費行動の最適化が必要になります。
一般に、生活防衛費として半年から2年分を貯めてから運用を始めることを勧めている場合が多いようです。
私自身も2年分の預貯金を貯めて、残りを運用しています。
つまり順序としては支出の把握・最適化→資産形成→資産運用を行う流れになります。
まとめ
資産形成と資産運用は、将来のためにどちらも必要です。
新社会人の方はまず給料の中で生活し、自分が生きるのに必要な金額を知りましょう。
その上で半年から2年分の生活防衛費を貯める1stステップ、余剰資金を運用する2ndステップと段階を踏んでいくことをお勧めします。
また、最近ではyoutubeでも質の高いお金情報を得ることができますし、ファイナンシャルプランナー(FP)のような資格は持っておくべきと言って過言でないくらいお金の必修科目だと思うので、機会があれば勉強してみてください。