こんばんは。ヨシパパです。
今回はお金の教養第二弾になります。
テーマはずばり銀行の使い方です。
学生時代にもバイト代の振込先として銀行口座を持っている方も多くは店舗がある銀行(ゆうちょ、UFJ、りそな等)ではないでしょうか?
私がお勧めしたいのがネット銀行です。
SBI、楽天、ソニーなどがあり、店舗のある銀行と同様に現金の預け入れや引き出し、振り込み、カードローンなどの機能が利用可能で普段の手続きに関しては一般の銀行と同様に行うことができます。
また、比較的高金利の定期預金や証券口座と連携ができたりと店舗型の銀行にはないメリットがたくさんあります。
今回は私も利用しているSBIネット銀行とSBI証券について紹介していきます。
目次 閉じる
住信SBIネット銀行
私自身学生の頃から10年近くSBIネット銀行を利用しています。
なんといっても一番大きなメリットはコンビニでのATM手数料が無料になることです。
私はMIRAINOカードGOLDというSBIネット銀行のクレジットカードを利用しており、これにより振込手数料、引き出し手数料が毎月15回まで無料で利用することができます。
利用状況によって無料回数は異なりますが、比較的簡単に月5〜7回までは無料にできるのでこれだけあれば日常生活で困ることはないでしょう。
- ATM手数料・振込手数料が一定回数無料(スマートプログラム)
住信SBIネット銀行では、ATM手数料や他行への振込手数料が一定回数無料になります。
デフォルトではATM無料が月2回、振込無料が月1回ですが、利用状況によって無料回数を増やすことができます。
その回数を判定するのが、スマートプログラムというランク判定制度。
ランク判定というとヘビーに利用しないといけないのかと思いますが、かなりゆるい条件でランク2(ATM無料回数を月5回、振込無料回数が月3回)やランク3(同7回、7回)までは上げることができるのでご安心を。
具体的に見ていきましょう。スマートプログラムでは、以下の条件のうち”いずれか1つ“を満たせばランクが上がります。
例えばランク2を目指したい場合なら、達成しやすいところで
・月末の預金残高30万円以上
・外貨預金残高、SBIハイブリッド預金(SBI証券の残高)、給与受け取りのうち2つ
のどちらかを満たせばOKということ。
私の場合だと個人で活動しているため給与振込口座としては指定できませんが、
- SBIハイブリッド預金に残高あり(SBI証券を使っているため)
- 外貨預金に1ドル預け入れ
- 仕組預金に10万円(最低限度額)預け入れ
以上の3点を満たしてランク3を継続しています。
①は証券口座作って少額入れておけばいいし、②は1ドルでいいので誰でも簡単。
③のみ額がそこそこ大きく中途解約できないリスクがありますが、円プレーオフなら元本保証ですし10万すらプールする余裕がないという人でもない限りは達成しやすい条件でしょう。
毎週1回くらいATM引き出せればほとんどの人にとっては十分でしょうから、ランク3までいかなくともランク2あればほぼ手数料は払わなくて済みそうですね。
- コンビニ含む多くのATMで引き出せる
実際の店舗を持たないネット銀行では、預け入れや引き出しは提携しているATMで行います。
そんなネット銀行の中でも対応しているATMが非常に多いのが、住信SBIネット銀行です。
セブン銀行、ローソン銀行、ファミマやデイリーなどに設置されているE-net、それにイオン銀行、ゆうちょ銀行、JR東日本のビューアルッテ。
スマートプログラムでゲットした無料回数分、これだけ数多くのATMで手数料無料で引き出しができる。
「お金を引き出せるATMがない…」と困ることはそうそうないでしょう。
なお、コンビニで無料で引き出しができる銀行は他にもあります。以下の記事にまとめていますのでこちらもご参考に。
また、三菱UFJや三井住友、みずほといったメガバンクも一定条件を満たすことでATM手数料を一定回数無料にすることができますが、住信SBI含む各ネット銀行よりも条件が難しめになっています。
無料で引き出せる回数が少なかったり、振込手数料無料の条件がそれ以上に厳しいので、特別な理由がない限りそちらを使う理由はないかなという感想。
- 家賃の支払いなどに使える定額自動振込
毎月決まった日に自動で定額の振り込みをしてくれる「定額自動振込サービス」がこれまた便利。
口座振替でなく振り込むタイプの家賃支払い、仕送り、共済や保険、習い事の料金などなど、毎月/毎週発生するさまざまな支払いに利用できます。10件まで登録が可能。
私はランク4なので15回まで振り込みが無料です。
また、貯金用の口座を登録しておけば、自動的に先取り貯金をすることができます。
手数料が無料ですし、一回設定してしまえばずっと実行されるので貯金初心者にも嬉しい機能であると言えます。
- SBI証券と連携
住信SBIネット銀行は同じグループ会社のSBI証券との資金移動が非常に簡単にできます。
ふつうは証券口座内に資金を写さないと株の取り引きが行えないのですが、SBIネット銀行内のSBIハイブリッド預金という口座にお金を写すだけで、SBI証券での取引が可能です。
また、普通預金よりも金利が高いので証券取引をしない方も利用する価値があると思います。
- ミライノカード
国際ブランドはJCBかMastercardから選択でき、私はJCBのMIRAINOカードGOLDを利用しています。
私は社会人1年目の時にゴールドを申請し、審査を通過できました。
ただ、ネット情報ではありますが一般的に銀行系のカードは審査が厳しい部類に入るので、勤務先やカードの利用履歴によるのかもしれません。
還元率はポイントを経由することにより1%になります。
ETCカード、QUICPayが無料で利用できる点もありがたい。
ただ、年会費が3300円必要になります。(年間100万円以上の利用で無料になります)
- 公共料金等はネット銀行に対応していない場合も多い
これまでメリットばかりを述べてきましたが、デメリットもゼロではありません。
住信SBIを含むネット銀行を使っていて困ることの1つが、税金など一部の支払いには対応していないこと。
奨学金の引き落し先に設定できないのが痛い…
そのため、私は両親が私の子どもの時に作成したゆうちょ銀行をサブ口座として持っています。
ネット銀行からの振り込みはある程度の回数無料になるため、定額振込設定をしておけば振り込み忘れも防ぐことができます。
まとめ
会社の指定でメガバンク等に口座を作り、給与振込先に設定したままいう方も多いのではないでしょうか?
少しネットで調べれば銀行の違いについては山ほど情報が出てきます。
この調べるというひと手間をするだけで、どれだけ得をするかわかりません。
特に特別なこだわりが無いのであれば、ネット銀行を利用すべきですし、住信SBIネット銀行は特にオススメできます。
これは資産形成の話にも繋がるのですが、証券口座の開設もスムーズに行うことができます。
皆さんも是非ネット銀行を検討してみてください。