フリクションってメルちゃんの進化系だったんですね。

こんばんは。ヨシパパです。

クリスマスも無事に終わり息子にもサンタさんが来てくれました。

今年のプレゼントはメルちゃんのお友達の「あお君」でした。

ちなみに、メルちゃんは1992年に販売が開始された、子供向けのお人形です。

近年のジェンダーの観点からこれまで女の子しかいなかったラインナップに今年から男の友達が追加されたのがあお君です。

まだまだオプション品は少ないものの、これからに期待ですね。

ただ、今回の本筋はあお君ではなくメルちゃんシリーズの販売元です。

何を隠そうあの、PILOT社から販売されているのです。

(ふと箱を見たときにもしかしてと思ったので、調べてみたらまさかでした…)

ピンとこない方でもフリクションと言えば思い浮かぶのではないでしょうか?

そうです。PILOT社はあの消せるボールペンを開発した会社です。

文房具メーカーのPILOTとメルちゃん

PILOTは文具以外も製造しており、幼児向け玩具も多く製造しているのです。

その代表的な商品がメルちゃんであり、そこにヒミツが隠されていました。

昔遊んだ記憶がある方はお気づきかもしれませんが、お風呂に入れると髪の毛の色がピンクに変わることです。

熱によって色が変わるという技術と言えばもうピンときますね!

メルちゃんの髪の毛の色が変わる仕組みは、フリクションのインキの開発のヒントとなった「メタモカラー」が関係しているそうです。

メルちゃんの髪の毛は濡れると色が変化すると思われがちですが、フリクションと同様に温度で変化します。

お風呂のお湯でピンクに変わったメルちゃんの髪の毛は、冷たい水をかけてあげると元に戻ります。

メタモカラーはパイロット社が1975年に開発し、特許を取得した「温度によって色が変化するインキ」です。

(フリクションの原形の技術に当たります。)

このメタモインキで筆記具を開発するよりも先に、インキを使った小物や玩具が製品化されるようになったそうです。。

まとめ

フリクションとメルちゃんが実は兄弟?というより親子関係にあったなんて驚きですね。

メルちゃんシリーズは今も大人気で、他にもメタモインキを使った商品がたくさん展開されています。

(髪の色だけではなく、目をつぶったり、お着替えが何着もあったり、お友達が沢山いたりすごい進化です…)

パイロット社の技術は文具のみならず、幅広く応用されていたのですね。

子どもの時にはおままごとを通して、優しい心を育むメルちゃん。

大人になれば予定を書くのにフリクション。

PILOTさんにはお世話になりっぱなしですね(笑)

小さいお子さんがいる方はぜひ、この機会にメルちゃんをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

息子も気に入ってくれたようで、お風呂から寝る時まで一緒にいてお兄ちゃん心が育っています。

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