仕事ができる人とできない人が休日に考えることの違い

こんばんは。ヨシパパです。

大型連休も最終日を迎え、次の連休が7月18日(月)の海の日であることに絶望しているところです。

今年のG.W.は間に平日が挟まっていたので、カレンダー通りの会社だとあまり連休という感じではなかったですね。

私自身はそれぞれの両親の家へ行ったり、旅行したりとゆっくりしている暇はありませんでした(笑)。

そんな中でも勉強時間を確保すべく、苦心していました。

そもそも、休日に勉強しなければと考える方は少数でしょうか?

自分のことをできる人というのには抵抗がありますが、事実、休日に自己研鑽している人間は伸びる傾向にあります。

今回はできる人とできない人の休日に対する考え方を紹介していきます。

①時間配分を考える

お子さんがいる方が勉強をしようと思うと、家事・育児に加えパートナーの理解も必要になります。

これらのやるべきことを決めた上で、どのように配分するかを考えていきます。

配分方法としては、仕事・プライベートの2つのカテゴリーに分け、そしてそれぞれのカテゴリーをさらに2つに分け、全体で4つのジャンルに分類します。

  • 仕事

①今の仕事に関連すること(自己啓発等)

②将来やりたいこと(資格勉強等)

  • プライベート

③自分のための時間(趣味)

④家族との時間(家事・育児)

つまり、2カテゴリー&4ジャンルに分類します。

これは、休日を客観的に捉えることで、限りある時間の消費を自覚し、今はできなくても将来すべきことを意識し続けるための必須要素です。

それぞれの配分は当人の立場によって、変えていきます。

独身で、とにかく早く成果を出したいのであれば、④のウエイトは0で①中心に②③も少し。

家庭があるのであれば、子どもが小さいので、今は②③は減らし、④を中心に①もそこそこ、などとします。

どんな状況でも時間配分の全容を常に意識することで、環境、状況が変わったときでも配分すべきポイントを簡単に変えられ、休日に無駄な時間を過ごすことはありません。

これまでなにげなく過ごしてきた休日も、4つのジャンルに分類してみると、どこが過分でどこが手薄なのか、どこを強化したいのかが客観的に把握でき、今後の戦略が立てやすくなります。

「コンテンツ」の整理 ~行動を区分けして分類しよう~

時間配分を決めたら、次は中身について分析していきます。やるべきこととやりたいことの整理です。

ここでは、休日の行為を「コンテンツ」として考え、4つに分類します。分類は、ビジネス、プライベート関係なく、①やりたいこと、②やらなくてはいけないこと、③興味があること、④やり残したことの4つです。思いつくままに休日の行動のすべてを洗い出し、それぞれの分類に分けていきましょう。

さらに、この4つのコンテンツをStep1で区分けした4つのジャンルとクロスさせて落とし込んでいくと、全体の輪郭がはっきりしてきます。ここまでできれば、休日時間が客観的に把握でき、ムダ、モレ、ガマンなく休日を過ごすことができます。

さらに、家族にも共有することで、たとえ③自分のための時間を使っていたとしても、全体の中でこれだけと説明すれば納得してもらえる可能性は大きくなります。家庭円満にも結びつく休日時間の使い方となるわけです。

私自身金曜の帰宅後に土日のToDoリストを作成し、妻と共有するようにしております。

使い方の種類(性質)を分析する ~使い方の「バランス」を把握しよう~

いよいよ最後は、行動の性質を分類します。これまでのジャンルに関係なく、行動の種類を「人と関わり、行うこと」と「自分だけで完結すること」の2つに分けます。「コミュニケーションの有無」という観点から分類し、そのバランスを把握するのです。

Step2までで分類した休日の全ての行動をマーカーで色分けし、全体を眺めてみるとバランスがよくわかります。

ビジネスの成功を考えたとき、一人だけで完結する仕事は存在しません。上司、同僚、部下などチームの仲間はもちろんのこと、プロジェクト成功のカギを握る関連他部署、取引先、お客さま、将来顧客になりうる消費者などなど、コミュニケーションすべき相手だらけなのがビジネスです。

コミュニケーションは、自分視点だけでは成立せず、相手との意思疎通が必要になります。こうしたことを考えると、たとえプライベートの休日であっても行動の性質を分類し、どちらにどれだけウエイトがあるかを客観視しておくことが大切なのです。

コミュニケーションの相手はプライベートな仲間でも構いません。「人と関わっているかどうか」という視点で分析します。人との関わりが苦手な方には、ストレスがかかるかもしれません。休日くらいは自分の時間を大切にしたいし、仕事関連の本を読んで自己啓発しているのだからいいとも考えられます。

しかし、休日の行動全てを自己完結で終わらせないで、時にはバランスにも目を向けてみてください。行動は一人でも構いません。買い物の中でショップ店員さんと話す、ここにもコミュニケーションは発生します。ネットばかりですませないで、日常の中のコミュニケーションに着目すれば、それほど難しいことではありません。

一方で、外に出て誰かと関わってばかりの休日にも一考が必要です。たまには図書館で関連知識を収集する、一人で街や人を観察してアイデアをまとめるなど「蓄えをつくる」ことも大切です。
ビジネスの必須要素である「コミュニケーション」と「蓄積」、バランスに注目して休日の過ごし方を見直してみてください。

休日はあっという間に時間が過ぎます。デキるビジネスマンを目指すなら、限りある休日を有意義に過ごしたいですよね。これまで、何をやってどう過ごすかの指南書はたくさんありましたが、時間と行動を分類し客観的に捉える発想法は全く新しい概念です。誰もやっていないからこそライバルに差をつけるチャンス!みなさんもぜひ、休日時間を客観的に捉え、今日から戦略的に使っていきましょう。

まとめ

今回は休日に対する考え方をまとめてみました。

休日こそ、働いている日よりもタイムスケジュールを考えることでより有意義にすごすことができます。

また、主体的にするべきことしたいことを分類する習慣は必ず仕事でも役立つことでしょう。

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