日本化粧品検定は就職活動でアピールになるのかを化粧品会社の中の人が考察!

こんばんは。ヨシパパです。

3月が始まり、2023年卒の就活が解禁になったというニュースを目にしたので自分の就活の時とはずいぶん違うのだろうと老婆心ながら考えていました。

就活の中で行きたい業界の資格をアピールする方法はよくあるかと思います。

私は内定をもらってから化粧品の勉強を始めたので今回の本筋からそれるのですが 、もし持っていたら活用できたかを考察していきます。

日本化粧品検定とは?

日本化粧品検定とは、化粧品や美容に関する知識の向上・普及を目的とした検定です。合格を目指す過程で、化粧品の基礎知識や歴史、化粧品に含まれる成分の効能・効果、法律で定められているルールなどを多角的に学ぶことができます。

受験者の多くは化粧品や美容関連業の従事者で、累計受験者数は2020年の時点でのべ68万人を突破。美容師をはじめメイクアップアーティスト、ネイリスト、化粧品メーカーの社員、化粧品販売に携わる人などが取得しています。一般社団法人日本化粧品検定協会が実施する民間資格で、国家資格ではありませんが、2019年から「文部科学省後援」の認定を受けています。

日本化粧品検定の難易度

  • 1級

化粧品の成分からどんな効果が期待できるかを読み解く力がつき、科学的根拠をもとに正しい活用方法を提案できるようになります。

  • 2級

化粧品やメイク方法に加え、外的要因や生活習慣が肌に与える影響を学ぶことで、より良い化粧品の使い方がわかるようになります。

  • 3級

化粧品の常識を学んで間違えやすい化粧品の知識を正し、日々のスキンケアやメイクアップに活用できるようになります。

このようにありますが、就活のことを考えると2級は欲しいところです。

(3級はweb上で何度でも受験できるので誰でも合格は可能です。

一般の消費者であれば2級で十分です。

1級になると成分的な知識や法規制を学ぶ必要があり、化粧品を使う上では必要のない知識になります。

職種によるアピールポイント

化粧品会社の中でもどの職種に応募するかによってアピール度は変わってきます。販売員であれば一般消費者に分かるように説明が必要となるのでこういった資格は武器になるでしょう。

また、企画や営業に関しても同様のことが言えます。

注意しなければいけないのは研究職の場合です。私自身研究職ですが正直な話ほぼ役に立ちません。

原料知識は業務の中で勝手についていきます。また、法規制についても業界内ではどんどんルールが変わってく為、古い知識にとらわれていてはついていくことができません。

私自身が言われたことなのですが、「化粧品会社の研究者であればそのような資格の中身を作っていく側なのだから意味がない」と言われた経験があります。

事実、資格取得しておいてよかったと思うことはほぼありませんでした。

研究者採用で大事なのは資格よりもある程度の学歴と研究内容であると断言できます。

就活でアピールするのであれば、多少のやる気アピールにとどめておく方が無難でしょう。

日本化粧品検定の難易度

女性であれば2級は簡単に感じるかと思います。

正しい化粧品の使い方のような普段から使用している方にとっては当たり前の知識を問われます。

そのため、男性にはなじみのない内容ばかりになっています。

1級に関しては、全成分表示の知識や法規制の知識が必要となります。

化粧品を使用する上で全く必要のない知識であり、文字の羅列が続くため、興味がない方には苦痛に感じるのではないでしょうか?

ですが、単に暗記科目だと思えば難易度的にはそこまで難しくないのではないかと思います。

まとめ

日本化粧品検定のような検定は基本的に一般消費者向けになっており、どちらかというと個人の趣味嗜好の部類に入ります。

資格になるとある仕事をするために必要なものになる(業界の中の人)ので専門度が段違いに上昇します。

資格で得た知識をアピールする場合と資格を取ったというやる気アピールをする場合を使い分けた方が無難であると思います。

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