こんばんは。ヨシパパです。
上の子が生まれた時もそうでしたが子どもが生まれた際にはエイジングのできるものを購入するように決めています。
ちなみに長男の出生時には以前にも紹介した「PLOTTER リスシオバイブル手帳」を購入しました。
そして今回の次男誕生時はジーンズを購入しました。
理由としては、長く使えてエイジングが楽しめるかつ実用性があるものは何かと考えたときにジーンズが浮かびました。
(旅猿という番組でデニムを購入する企画があったのを見て、気になっていました)
ただ、デニムについて調べてみるとデザインや種類が多いこと…
実際にデニムで有名な岡山のジーンズストリートへ向かい、何店舗か周り店員さんからも意見をもらいながら納得の1本を選ぶことができました。
最終的には有名なBig Johnで購入しました。
ジーンズの基礎知識や実際に店員さんから教えてもらったことを紹介していきます。
今回購入したのはリジットデニムと言われる完成したままの生デニムです。
(日本酒で言うなら出来立ての原酒といったところでしょうか?)
リジッドデニムとは?
まずはデニムが出来上がる工程を見てみましょう。
①糸を染色する。←糊付け
②糸を織り記事にする。←糊付け
③裁断・裁縫してデニムの完成
この過程の中で①と②の工程後に糸や生地を扱いやすくするために糊がつけられています。
糊付けすることによって生地がパリッとして裁断・裁縫がしやすくなるんだそうです。
完成したデニムはそこからウォッシュ加工で糊を落とし、ユーズド加工、ダメージ加工などを施され、店頭に並んでいるのだそうです。
リジッドデニムと呼ばれるものは③過程で出来た、糊付きパリパリ未加工デニムのことを指します。
リジッドデニムには2種類ある
- 生デニム(加工なし!未洗い糊付きデニム)
- 防縮加工が施された未洗いの糊付きデニム
※防縮加工は生地を織った段階でされるのでちゃんと糊付きパリパリデニムです。
リジッドデニムのメリット・デメリット
メリット
- 自分だけのデニムの柄になる
加工がされていないので自分の好きなように穿き、その中で色落ちしていく過程が楽しめます。
デニムを育てるというやつです。
穿くことによってシワが入り、シワが入った状態で動くことにより擦れて色落ちしていく。
同じデニムを持っている人がいたとしても全く同じところにシワが入り、同じ色落ちすることなんてありません。
そうして出来上がったデニムはこの世にひとつとして同じもののない、あなただけのオンリーワンです。
- 長く楽しめる
ウォッシュ加工されていないので色が非常に濃いです。なので洗い方にもよりますがすごく長く楽しめます。デニムによっては紺というよりもはや黒に近いような色のものもあります。笑
デメリット
- 色移りが激しい
何度か洗濯をするとほとんどなくなってきますが、履き始めの方は気をつけないとすごく色移りします。
私も白シャツを着ていたら、裾が少し青くなってしまいました。
同じように白スニーカーにも擦れた部分だけ青くなってしまいます。
- サイズ選びが難しい
防縮加工のされていない生デニムは思った以上に縮みます。
私が店員さんに聞いたところによると3cmは裾が短くなり、腰回り、足回りも1周り小さくなるとのことでした。
購入時にジャストサイズを選択してしまうと、洗濯することで履くことすらできない可能性もあります。
この辺りは、店員さんに確認しながら選ぶのがよいでしょう。
- 手間がかかることについて
手間がかかるというのはメリットでありデメリットでもあります。
洗い方など普通の洋服より気を付ける点が多いですが、手間がかかるほど愛着が湧くというものではないでしょうか。
私は面倒事を楽しめる性格なので、手間をかけるほど愛着がわいてきます。
レザー製品も同様の楽しみ方ができます。
リジッドデニムを購入するときのサイズ選び
生デニム以外の場合
サイズ選びで失敗したくない方。
ジーンズを育てるとかいいから、買って帰ったらすぐ穿きたい。
そんな方にワンウォッシュデニムをお勧めしてもらいました。
まったく縮まないわけではないとのことのなので注意してください。
生デニムの場合
では生デニムの場合はどれくらい小さくなるのでしょうか?
生デニムは洗濯・乾燥させると想像以上に縮みます。
私が店員さんに聞いたところによると3cmは裾が短くなり、腰回り、足回りも1周り小さくなるとのことでした。
そのため裾上げを考えている場合はファーストウォッシュを行いしっかりと縮めてから行うのがおすすめだそうです。
※メーカーや使用している生地で収縮率は変わる為、店員さんに相談することをお勧めします。
リジッドデニムの洗濯について
調べてみると洗濯に関する記事が多数出てきて、かつ微妙に言ってることが異なっています。
なので、色落ちのパターン2種類と、店員さんに聞いた方法1種を紹介します。
- 濃淡はっきり、バキバキの色落ちを目指したい方
糊落としを行わず、購入したままの状態でそのまま履き始めてください。
糊を落とさず穿き込むことで鋭いアタリがつくようになるのだとか。
ただ、記事の痛みが進んでしまうそうなので注意してください。
- 自然な色落ちを目指す方
ファーストウォッシュで糊落としを行い、乾燥でしっかり生地を詰めて、穿き始めてください。
- 店員さんに教わった方法
私自身は店員さんを信じてこの方法で育てようと思っています。
はじめは糊を落とさずに3ヶ月ほど履いてからファーストウォッシュをするそうです。
裏返しにした状態で洗濯ネットに入れ、おしゃれ着洗いで洗濯する。
これを3ヶ月に1回程度の頻度で行うと、1年後には生地の縮みが収まり、最終形態になるとのことでした。
履きやすさを重視するのであればワンウォッシュジーンズの方が良いとのことですが、一体一回洗っただけで何が良いのかということを次にまとめています。
なぜ最初に糊落としをおすすめするのか?3つの理由
- 生地を頑丈にし、長く楽しむため
最初に水を通して糊を落とし、乾燥させることによってぎゅっと生地が詰まります。
このことにより、元から頑丈なデニム生地がより頑丈な生地になります。
長く楽しむ為には必要です。
それに糊落としを行わずついたアタリはかっこいいのですが、硬い生地のまま穿くことになるのでどうしても生地へのダメージが大きくなります。
- アタリがズレる可能性がある
糊落としを行わず穿き、アタリがついてからファーストウォッシュを行うとその時点で縮むことになります。
結果、糊落としを行わず穿いてついたアタリとファーストウォッシュを行ったあとにつくアタリにズレができる可能性が大きくなります。
せっかく加工されたものではなく、生のデニムを一から育てようとしているので自分にあったアタリをつけたくないですか?
これを回避する方法としてファーストウォッシュを行って生地を縮めた後に自分で糊付けをする方法もあるそうです。
- レングスぴったりのデニムを見つけるのが難しい
サイズ選びの項にも書きましたがウエストは細かく用意されているのにレングスの種類はあまりないお店が多いです。
好きな丈で穿きたければレングスは長めを買い、ファーストウォッシュでしっかり縮ませてから裾直しがベストです。
まとめ
子どもの出生時に長く使えてエイジングを楽しめるアイテムを購入するというスタート地点からデニムの育て方へと話が発展してきました。
親になって思うのがそんなに自分にお金を使えなくなるということです。
安いものを着まわすのも一つの手ではありますが、一張羅は半端な物よりしっかりしたものを購入し、長く使用するという方針をとっています。
今回のジーンズに関してもそうですが、実際に店舗へ伺って店員さんの話を聞いたり、ネットで調べてたりすることで新しい世界が広がったと感じています。
勝手にエイジングと子育てを重ねてしまっているのかもしれません。
ジーンズの育て方を参考にしていただいてもこの出生時に長く使えるものを購入するという点を参考にしていただいてもよいので、何か役に立てれば幸いです。