こんばんは。ヨシパパです。
皆さんは貯金することをどう捉えていますか?
まだ、貯金習慣が身についていない人にとっては中々難しい問いではないでしょうか?
今回は私が思う貯金の貯金の意義について紹介していきます。
参考にしたのはアンドリュー・O・スミス著『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』(SBクリエイティブ刊)という本です。
大富豪が多いと言われるアメリカでは、早い段階から子どもへ「お金の知識」を教えているそうです。
日本ではようやく資産運用について高校の授業で取り扱われるようになりましたが、まだまだ浸透するまでは時間がかかるでしょう。
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貯め方より使い方を考える
貯金とは、単純に言えば「お金を使わないこと」です。
そして、今日お金を使わないということは、明日以降にお金を使う能力が手に入るということを意味します。
つまり貯金とは支出を先延ばしするということである。
私自身本書のこの言葉に感銘を受けて以降、お金を使う前にはこの言葉を思い出すようにしています。
そしてそれに意味付けをしています。
一つは将来の支出に備えることです。
これは一番わかりやすいのではないでしょうか?
子の教育費や老後資金がこれに当たります。
二つ目の理由は大きな目標を達成するためです。
旅行、車、家、起業など自分が成したい目標の為の資金になります。。
生きる上で必ずしも必要ではありませんが、目標のある人生はやりがいのあるものになるでしょう。
そして三つ目の理由は、まさかのときに備えることです。
冷蔵庫や洗濯機のような大型家電が故障すれば新しいものを購入しなければなりませんし、友人の結婚式ラッシュがあるかもしれません。
貯金があるということはそれだけで、精神的不安はかなり軽減されます。
四つ目の理由は、自立した人生を送るためです。
以前に「100万円貯めて得られる100万円より大事なもの」でも紹介しましたが、目標金額を貯金するということはその金額以上に、貯金するまでの間に身に付けた習慣の方が大きな財産となります。
貯金をするまでに見つけた節約術や最適化された支出、お金をかけなくても満足感を得られる生活等は今後の資産形成をより加速させることに繋がります。
毎月の給料の20%を強制的に別口座に移す
100人いれば100通りの貯金術があるように、ネットで調べると様々な情報が出てきます。
その中でも最も多く紹介されているのが、強制貯金です。
毎月の給料が入ったら一定額をすぐに別口座へ移動し、すぐに使えないようにします。
貯金に回す金額については無理のない範囲でとしたいところではありますが、手取りの20%程度を目標にしてみましょう。
(調べてみると50%以上を貯蓄している強者の話も出てきますが、やはり無理をし過ぎると続けることができません。)
ネット銀行では振込手数料無料になることもあるので自動積み立てを設定してしまえば、毎月の手間はありません。
また、貯蓄口座を別銀行にしておけば引き出す手間がかかるため、引き出してしまう可能性がグッと減らすことができるでしょう。
生活費のための口座と、貯蓄のための口座を別々に用意しておくことが重要です。
まとめ
今回は最も初歩的で最も確実な貯金法を紹介しました。
ただ、侮ってはいけません。
毎月の収入の20%を貯金できるようになればかなりの倹約家になっている事と思います。
ある程度貯金が貯まってきたら20%の貯金は普通預金に置いておくだけではなく、資産運用に回すことでより資産額を増やしていくことができるでしょう。
新社会人の方も初任給をもらったばかりだと思うので、ぜひこの考え方を実践してみてください。