朝活という名の家事ルーティン

こんばんは。ヨシパパです。

you tubeなどを見ていると朝早く起きて、カフェで勉強したりしている方々がいます。いわゆる朝活ですね。

そこで「子どもがいる人で朝活してる人の生活はどうやっているのだろう?自分ならどうなるだろう?」と思い、そのスケージュールを考えてみました。

朝活のスケジューリング

まず、気になるのが朝活している人は「何時に起きて何時に寝ているか、仕事までの時間をどうやって過ごしているのか」というスケジューリングです。私のような子どもありの共働き家庭は自分ひとりだけ勉強して、家事・育児はパートナーにやってもらうというのはかなり難しいでしょう。

また、家族との時間をないがしろにすることもできないため、必然と活動時間をとることが難しくなります。

子どもが小さいうちは起床時間も一定でないことが多いため、朝活ができたり、できなかったりすることが出てきます。

子持ち共働きの朝活の問題点

  • 読めない時間

「一番問題になるのは「読めない時間」ではないでしょうか?子どもが思ったより早く起きた段階で、その日の朝活は中断しなければならないでしょう。このように自分の意志でコントロールできないことが増えると、朝活しようとしてもなかなかできず、できないことが続くとモチベーションが下がってしまい、諦めたくなってしまいます。

  • 家族との時間のすりあわせが難しい

独身時代であれば何時に起きても、何時に寝ても自由だしたが、家族ができるとそうはいきません。パートナーや子どもの都合があるので、なかなか自分の時間を自由に使うのは難しいです。

自分のためだけの自由な時間が欲しいと、頑張って朝活しようとしても

  • 子どもが気配を感じて一緒に起きてきてしまった
  • 子どもを早く寝かしつけて自分の時間を作りたいのに全然寝てくれない
  • 子どもの急な発熱で仕事が中途半端なまま帰宅することに
  • 時短勤務で短時間で成果を上げなければいけない
  • 家族の晩ご飯の用意があるかどうかでスケジュールが変わってしまう
  • パートナーの残業の帰りを待っているうちに寝るのが遅くなってしまった

といったことは日常茶飯事です。

  • コントロールできないことが増えるとやる気をなくす

計画通りに進めたいから朝活しようと思っているのに、「計画通りにいかない」ことがデフォルトになってしまい、常態化すると「私には朝活は無理なのではないか…」と気が弱くなってしまうのも無理はありません。

このように、なかなか自分ではコントロールできない要因での朝活失敗を「自分の意志が弱いからだ」「もっとがんばらないと」と意志のせいにしてはいけません。朝活できないのは頑張りや気合いが足りないからではありません。仕組み作りがまずいだけなのです。

日本人は特に「決まった時間に決まったことをやらなければ」と考えてしまう方が多いように思います。

朝活スケジュールを立てる時のポイント

ここで大事になるのはスケジューリングの仕組化です。

1. 朝活スケジュールをパターン化する
2. 朝活スケジュールにバックアッププランを立てる

順番に解説していきます。。

1. 朝活スケジュールをパターン化する

パターン化とは、ここでは「毎日同じパターンを淡々と繰り返し、余計なことに頭を使わないようにするために前もって流れを決めておくこと」を言います。

こういうときはこうする、というルールをきちんと作っておかないと、何かあったときに判断に迷い、余計な時間を取られてしまいます。特例で脳のキャパを奪わないためにも淡々と進めるスケジュールを作っておくことが大切です。

パターン化をせずいきなり朝活すると、気分に流されて「今日はまあ、いいか」という「やらない理由」を探してしまい習慣が定着しません。

早起きしてすべきことのパターンを前もって決めておくと、朝起きたときの眠気に流されることもなくなります。新しい習慣を定着させるには大体10日〜2週間かかるので、その間淡々と続けられるスケジュールを作ってみましょう。

慣れてくると、朝歯磨きをしないと気持ち悪いと思うのと同様、同じパターンで動かないことに違和感を感じるようになります。こうなったらしめたものです。パターン化ができれば、あとは淡々とスケジュールにそって動くだけです。

もちろん最初は試行錯誤があるかと思いますが、最適なパターンが分かったら、いかにそのパターンを粛々と進めるかに注力しましょう。

2. 朝活スケジュールにバックアッププランを立てる

同時に、スケジュール通りいかなかったときのバックアッププランを立てることも大切です。特に時間が読めない共働き家庭ではバックアッププランをいかに立てるかがキモです。自分にとって最高の、理想のスケジュールだけを作ってしまうと、1ミスでやる気がそがれてしまうからです。

1つのスケジュールだけだと、スケジュール通りにいかなかったとき「ダメだった」と落ち込みますが、バックアッププランを作っておくと、理想のパターンは実践できなくても、第2、第3のプランは実行できた!と、意識が切り替わり、朝活のモチベーションが続きます。

私の場合、15分単位でスケージュールを立てそれを優先順位の高い順にこなしていくというやり方をとっています。

これであれば完了までの時間が短いため、途中で分断されても取り戻しやすいということが理由です。

私の考える朝活スケジュール

それではわたしの考えてた朝活ルーティンを紹介します。

6:00~6:15 起床

6:15~7:00 洗濯、風呂掃除、朝食、皿洗い(この間に妻が仕事の準備や子どもの着替えを担当します)

7:00~7:30 身支度、洗濯干し(妻と交代で身支度をし、この時に洗濯を干します)

7:30~8:00 子どもと遊ぶ、出発(この時に子どもの機嫌が良ければ、単語帳片手に子どもの面倒を見ます)

「いや、どこで朝活するねん!運がいい時だけちょろっと勉強できるだけやん。ほぼ家事に追われてるやん。

考えてみると子どもあり共働き家庭だと自分の時間をとること自体ほぼ不可能に近いと実感しています。

こうなるともう少し早く起きるor夜に時間を作るしかないと思います。

ただ、妻はシフト制で平日休みの日があるのでその時は少しだけ、朝活させてもらっています。

朝活スケジュールは「決めグセ」がポイント

朝活というとなんか意識の高い人だなと感じてしまうかもしれません。しかし、毎日をなんとなく過ごしてしまうのではなく1日15分だけでも「やる!」と決めてやるだけで、人生が変わるとはいかないまでも、1日の達成感と充実感がまるで変わってきます。

「なんとなく、朝活ってかっこいいよね」というふわふわした気持ちでは朝活は続きません。明確な目的を持ち、それに向けてコツコツ実行するために、スケジュールを立て、それを淡々とこなしながら調整していくことがポイントです。

いきなり大きな目標を掲げても、達成することはできません。大きな目標を小さな目標に細分化し、少しずつ達成することが重要になります。この目標設定を正しい難易度で自分で決めることが目標達成のポイントです。

朝活はこの小さい目標を達成するのに最適です。私のような子どもあり共働き家族であっても一日15分程度であれば時間の確保は可能ではないでしょうか?たかが15分ではありますが、1週間では2時間15分、1ヶ月で9時間になります。大きな違いではないでしょうか?

小さい「決める」ができるようになってくると、自ずと大きい「決める」もできるようになってきます。

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